こんにちは、カイです。
シストレといえば、EAを稼働させていれば放置していても自動で稼いでくれる点が大きな魅力の1つです。
しかし、長期的に利益を出しているシステムトレーダーは重大指標の発表時にはEA停止時間を設けるなど、独自の工夫をしてフォワード以上の結果を出している方もなかにはいらっしゃいます。
そんな彼らの中で、「VIX」という指標が注目を集めているのをご存知でしょうか?
今回はFXを始めたばかりという方に向けて、この「VIX」が何を意味するのか、どのように活用するのかを解説していきたいと思います!
VIXとは?

結論から言うと、VIX(ボラティリティ・インデックス)は、アメリカのCBOEが算出している指数です。
詳しいことはここでは省きますが、S&P500というETFの先物取引のボラティリティをもとに算出されていて、通常は10~20程度の値を推移しています。
ところが値動きが大きくなるとこれらの数値は跳ね上がります。リーマンショックの時には89.53を記録しており、当時がどれだけ相場が荒れていたのかがわかりますね。
ちなみにこのVIXは数値が高くなるほど投資家の不安も大きくなることから「恐怖指数」と呼ばれたりします。(むしろこっちの方が有名)
この指数はファンダメンタルズてきな要因で動くことが多く、もちろん為替市場にも影響があります。
シストレにどう影響するのか?
このVIXですが、先述の通りこの数値が高いとトレーダーの不安が高まっている状況であり、相場が大きく動くという特徴があります。
相場がこのような状況にある際にはテクニカルが機能しにくく、どちらに動くか予想しづらくなっています。
シストレに使用するEAの多くはテクニカル分析をもとにトレードを行うようプログラムされていますので、VIXが高まっている状況ではパフォーマンスを発揮しづらいと考えられるわけですね。
単純に考えれば相関性はあるでしょうね。
VIXを利用したシストレ戦略
つまりVIXが高くなっている日はEAの稼働を制限する、というのがVIXを利用したシストレ戦略となります。いたってシンプルですね。(笑)
具体的にどの数値になったらというのは個人差あるとおもいますが、一般的にVIXが20を超えると正常値の範囲外とされていますので、20が一つの基準になってくるのではないかと思います。
Twitterではベテラントレーダーの方が各種戦略をツイートしていたりしてますので、ぜひ活用してみることをおすすめします!
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まとめ
EA稼働判断基準として話題のVIXという指数について簡単に解説しました。
ちなみにですが、VIXはググれば簡単に調べることができます。
相場にくわしいトレーダーほどVIXを気にしている方が多い印象ですので、VIXについて初めて知ったという初心者の方は参考にしてみてくださいね!
それではまた。